2-6 変更及び是正管理
量産後の仕様・工程・材料・設備等の変更については、「顧客関連プロセス規定」に基づき実施し、変更に伴う品質問題の発生が無い様未然防止に努めております。また、工程中に発生した不具合あるいは異常に関しては、「是正処置・予防処置規定」に基づき、是正処置・予防処置活動を行い、その異常内容及び是正処置・予防処置内容等を関連部署にフィードバックすることで、再発の防止を図っております。
2-7 協力会社の管理
製品の製造を委託する場合の外注先に対しては、「購買管理規定」に基づき、品質保証体制の審査(新規委託時・定期審査)及び品質管理活動の指導(工程パトロール等)を行い、品質の管理及び維持向上に努めております。
2-8 教育及び訓練
「教育訓練規定」に基づき、全部門の社員に対して教育及び訓練を実施しております。
教育計画については、専門教育・実務教育・品質管理教育等を計画的に実施することで、製造工程での変化点及び品質の維持に対応させて展開しております。
2-9 品質記録の管理
部材の受入から製品の出荷までの行程において実施した品質活動、並びに顧客による品質審査の受信等、品質に関する活動の記録全般を品質記録と定義付けしています。これらの品質記録は要求品質の達成及び品質マネジメントシステムの効果的な運用を立証することを目的としており、保管・管理について「品質・環境記録管理規定」にて、詳細に規定しています。
2-10 文書体系について
品質マネジメントシステムを構築する文書体系は、下記図に示すとおりです。ISO9001の要求に基づき、システムを構築する全部門において、効果的な計画、運用及び管理を確実に実施するために、「品質・環境マニュアル」を頂点とし「会社の規定」、「規準・仕様書・図面等」の各種文書を作成管理し、運用しています。